2025年秋冬メンズファッションショーが1月23日、パリのルーブル美術館クール・カレ・エ・スクエアで開催されました。ルイ・ヴィトンのメンズクリエイティブディレクター、ファレル・ウィリアムスが、友人のNIGOとコラボレーションしたこのショーは、大規模な協力として驚くべきものでした。NIGOとLVのコラボはこれが3回目で、過去2回はヴァージル・アブローの下で行われた小規模なものでしたが、今回は「コレクション」としてパッケージ化され、質の高い協力が見られました。
NIGOは2004年にフジテレビの「聞き屋番長」で、LVと村上隆との共同企画を披露し、そのコレクションはファッションファンの名作として知られています。現在のNIGOのコレクションは1万点を超えるとも言われており、ファッション界での影響力を示しています。
ショーのデザインは、NIGOの長年のパートナーであるインテリアデザイナー片山正通によるもので、24台の展示ケースが円形のTステージに配置され、博物館のアーカイブを模しています。展示ケースには、LV、ファレル、NIGO、個人コレクターのコレクションが並び、ショー後にはファレルが設立したオークションプラットフォーム「JOOPITER」で一部がオークションに出品されます。
ショーでは80以上のルックが披露され、デザインのインスピレーションは二人のファッションコレクションから来ており、スタイルはダンディとストリートに基づきます。主な製品にはスーツ、ワークウェア、スポーツウェア、ストリートスタイルのジャケットが含まれ、カラーパレットには日本風の桜ピンクとLVの定番ブラウンが採用されています。加えて、モノグラムのカモフラージュ、手書きテキスト、特別なデザインが特徴的です。
